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🌸旧青山本邸🌸

2024年03月28日

こんにちは🍀
遊佐FUN菜彩マルシェです🙋‍♀️

本日は、「旧青山本邸」をご紹介します‼

まず、旧青山本邸とは…
青山嘉左衛門家中興の祖、青山留吉は
天保7年に嘉左衛門の第6子として今の遊佐町青塚に生まれました。
家は貧しく、父の漁業や母の行商を手伝っていました。
しかし、18歳の時に今の秋田県由利本荘市に養子に出されてしまいます。
そこでの暮らしは旧慣を重んじる家風のため留吉には合わず…
家に戻り、24歳の時に北海道の漁場に１人で渡りました。

最初は雇漁夫として働いていたが、１年後には小規模ながら
同地で漁場を開き、明治期にはニシンの豊漁により
漁場を次々と拡大し、漁場が15ヶ統余り・漁船130隻・使用人300人余を擁する
道内有数の漁業家に成長しました。

その中、明治中期には元大組頭渡部家の土地を入手して、
この青山本邸を建設しました。
後には田地250町余りを所有し大地主となり
一時は村税の8割を納めていたといいます。

漁業一筋48年、明治41年に留吉は北海道の漁場を養子の政吉に譲り
今の遊佐町青塚に隠居しました。
そして、大正5年4月19日に山形・北海道の両青山家の隆盛を
見守りながら、留吉は安らかに81歳の波乱万丈の生涯を閉じました。

※旧青山本邸パンフレットより抜粋

このように、財を成した青山留吉が建てた「旧青山本邸」
さらに留吉と同じくニシン漁で成功を収めた「茨木家」も
遊佐町出身で旧青山本邸とも深い関係があることから
旧青山本邸は金運スポットとして今、人気があるとのことでした✨

明治・大正文化を受け継ぐ建築様式。そして、貴重な装飾品が
そのまま残っていて国指定重要文化財にもなっている「旧青山本邸」
ぜひ、遊びにきてください♪