間違いない味の、鮭の味噌粕漬け焼き。
きれいな川の、美味しい鮭!!
さて。今回ご紹介するのはさけます増殖資源加工センター代表の佐藤徳江さん。
実は遊佐町、日本でも有数の鮭の孵化・放流事業を行っている町でして。
巷ででまわっている鮭の半分以上は、もともと遊佐町で生まれた鮭なんじゃないの??というぐらいいっぱい鮭を孵化させて放流している町なのです。
毎年10月の下旬ごろから帰ってきた鮭を獲り始めて、
そういえば、毎年毎年ものすんごい数の鮭が帰ってきているように見えるのですが、
毎年毎年帰ってくる鮭の数は減ってきているとのこと。資源の保護って、、、難しいですね。。。
などということはとりあえず置いておいて。ですね。
今回はこの鮭を美味しく食べる話。
「湧水の里」と言われるぐらいきれいな水の川が流れる遊佐町に帰ってくる鮭を原料とした、美味しい鮭料理のご紹介です。
実はこの加工場は先にお話しした、鮭を獲る場所のすぐ隣にありまして。獲れたての鮭を獲ってすぐ捌いて加工することができるという、好立地の加工場です。
そんな獲れたて捌きたての(捌いた後漬け込んだりしてますけどね)鮭を、竹串に刺して、
炭火でじっくり焼くんだから、
そりゃ間違いなく美味しいわけで。
徳江さんは、獲れた鮭を使って10種類ぐらいの鮭加工品を作っているのですが、今回取材させていただいたのはその中でも、
「やっぱりこれが基本なのよ」という、鮭の味噌粕焼き。遊佐町では昔から食べられてきた伝統の味だそうです。
部位によって焼き時間を変える炭火焼きの作業は、
「手間がかかって大変ですだけど、柔らかくふわっとした食感に仕上がるし、炭火ならではの風味がつくからね。やっぱりこれじゃないと。たまに手が焼けるけどねww」
なんていいながら、すべて手作業でやっているそう。機械化することも考えたらしいのですが、やっぱりこの炭火の手焼きが一番美味しい!!から続けているとのこと。
そりゃそう??ですよね。見学していて、「米持って来ればよかった。。。」と何度思ったことか。だって美味そうなんですもの!!!
この焼けている感じ、たまらんですよね!!
傍で見ていると美味そう!!などと思っているだけでいいのですが、焼いている方は相当大変そうです。
炭火の火力が強いから油断するとすぐに焦げちゃうらしく、常に焼き加減を見てひっくり返さないといけないから!!そりゃ大変だ。
そんな強い火力の炭火のそばで仕事をするんだから、、、そりゃ手も焼けますよね。。。ちょっと離れて見学していたのですが、か~なり熱かったです。
焼けたら返して、新しい串を刺して、
全く休みません。こりゃ大変だ。。。
そんな慌ただしく動いている傍で、特別に焼きたてを食べさせていただいたのですが、
炭火の遠赤外線の効果なのか、柔らかくふっくらしていて、炭火の風味も生きていてこりゃ美味!!さっきはお米と言ったのですが、、、こりゃお酒だったかな???う~~ん、とりあえずどっちでもいいから欲しい!!!一緒に食べたい!!!
もちろん販売しているものは保存性を考慮して真空パックされているので、焼きたての味とはもちろんちょ?っと違いますが、、、レンジで軽くチンするかグリルで軽く温めればふっくら美味しくなりますよ!!!この鮭、脂があっさりしているのにちゃんと旨味のある美味しい!!是非とも食べていただきたい逸品です!!お試しあれ!!