作っている人たち

にくもちは、おもてなしの味。<<後編>>

○後編
前回は、「販売のきっかけはイケメンなのよ(ハート)」でしたよね。さぁさぁ今回はその続きです。

そんな話を聞いているうちに美味しそうに火が通ったので、


とりあえず最初の味見の儀を。


「う~ん、もうちょっと醤油かなぁ。」

などと、味見を繰り返しながらみんなでこれまでの味の記憶を頼りに味を決めていきます。毎回同じような味にするのって難しいですよね。それをなんなくやっていくみなさん、すごいです。仕上げは生活クラブの特級丸大豆醤油。味よし、香りよし。

味が決まったらあとはラストスパート。


肉と野菜と汁を分けて、


電卓叩いて「ひゃっひゃっひゃ、これで○○○○円の儲けじゃ。。。」なんてやっているんじゃないですよww一袋に入る具材と汁の量を計算しているんです。計算したところ、、、ほぼいつもと同じ量とのこと。わりと適当な分量で作っているように見えたのですが、最後にはちゃんといつもと同じ量に決めるって、、、スゴイですね。。。


あとは人海戦術の流れ作業です。パウチの中に具を詰めて、


旨みたっぷりの出汁の効いた汁を入れて。

さすが熟練の技ですね。テキパキ進んでどんどん出来上がっていきます。
というか、これまでの工程で遊佐の平○レミさんはひとときも欠かさず、なんやかんやとおしゃべりをしていたのですが、さすがにこの工程では誤差のないよう作業するため、お話をせずに集中して作業しています。


「小田原さんでも黙って作業する時ってあるんですねぇ。」なんて言ったら、
「重さを測るときと寝る前だけはなんか黙っちゃうのよね~アハハ~~」とのこと。
う~む。。。なかなかレアな場面に立ち会えたようですww

詰め終わったものは真空に脱気、熱シールで密封をして、この一昔前の洗濯機のような圧力釜(レトルト加工機械)に入れて、加圧加熱殺菌をするために火入れをするとのこと。この一手間のおかげでいつでも安心して肉もちを食べることができるんですね。お疲れ様です。

最後に美味しい丸餅を一緒にパッキングして完成なのですが、、、わざわざ袋から出して何やっているのかなと思ったら、

「丸餅はけっこう一つ一つの重さが違うからね。全部計ってばらつきがなくなるようにしているのよ」とのこと。肉を適当に切っていた平○レミさんver.は仮の姿で、、、かなりしっかり作っていたんですね。。。う~ん、誤解するところでしたww


てなところで、山形県遊佐町の郷土料理美味しい「にぐもぢ」が完成です。こだわるところをこだわって作った肉もちは、もちろん保存料も無添加で化学調味料も使っていないですし、使う醤油や酒の調味料もこだわりの逸品です。是非とも皆さまに食べていただきたい!!!よろしくお願いしま~~~す!!

※全国的にも割と珍しいようなのですが、遊佐町のある庄内地方で餅といえば丸い餅。いわゆるよく売っている切り餅ではありません。この「にぐもち」は遊佐町の郷土料理なので、もちろん丸餅を使っています。そんなところも郷土料理としてのこだわりです。

遊佐町のおもてなしの味、にぐもち。

900円(税込)

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