豊富な伏流水で育った「そば」
じっくり炊き上げた「鰊(にしん)」
遊佐町の特産「山芋」
蕎麦屋たちかわ製麺所は、鳥海山の麓、秋田県と山形県の県境に位置する
遊佐町吹浦という地域にあります。
遊佐町にはニシン漁で名を揚げた「青山留吉氏」の生家「旧青山本邸」もあり、観光名所となっています。
北海道で水揚げしたニシンは「北前船」で京都へ運ばれ「ニシン蕎麦」が京都の名物料理となりました。
環鳥海地域の土地で豊富な伏流水により育てられたソバを使い、たちかわ製麺所の「にしん蕎麦」を作りました。
地元の素材をふんだんに使い、仕上げた「にしん蕎麦」を、ぜひご賞味ください。
蕎麦・鰊(にしん)・山芋
遊佐町と鰊(にしん)
遊佐町と北海道産の鰊との関係
遊佐町に生まれた「青山留吉」は24歳の時に北海道の漁場に渡り雇漁夫として働いていました。
しかし、1年後には小規模ながら同地で漁場を開き
明治期にニシンの豊漁により漁場を拡大していき
道内有数の漁業家に成長し、今の遊佐町青塚に「旧青山本邸」を建築しました。
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北海道の鰊と遊佐町には深い関係があります。
そんな北海道産の鰊を8時間かけてふっくらと上品に炊き上げた
「身欠き鰊」は骨も気にならず、甘めの仕上がりに。
お蕎麦との相性も抜群
そのまま、酒のつまみにも最適です。
遊佐町の特産品山芋を使用
白雲とろろの山芋は、鳥海山にかかる爽快な雲をイメージしています。
鳥海山の伏流水で育った遊佐町産の山芋はふんわりと優しい口当たり。
砂丘地で育てられた山芋は真っ白で、粘りもあり蕎麦との相性も抜群です。
こだわりのある蕎麦・つゆ
山形県産のそば粉を使って、毎日「気温・湿度」をはかりながらその日の水加減を調整しています。
山形県では珍しい、のどごしの良い細めの蕎麦に仕上げました。
つゆは、かつお節をベースに自家製でブレンドし蕎麦が引き立つように
ほんのり甘めになっています。
安心・安全に召し上がっていただけるよう、添加物を使用しておりません。
おいしいお蕎麦の茹で方/鰊、つゆの温め方
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1
少し小さい鍋にお湯を沸かし、沸騰したら弱火にして袋のまま鰊、つゆを入れる。
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2
大き目の鍋にたっぷりのお湯を沸かし、沸騰したら、常温に戻した生蕎麦をバラバラとくっつかないように入れる。
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3
再びお湯が沸騰したらふきこぼれないように火加減を調整しながら箸で静かに混ぜる。
茹で時間1分~1分15秒 -
4
茹で時間にあわせザルで蕎麦をすくいあげ、氷を入れたボールに入れ水を流しながら手で優しく粗熱を取る。再度お湯の入った鍋に戻し温める。
※火傷には十分にご注意ください。 -
5
①の鰊、つゆを鍋から取り出し、器につゆを入れ蕎麦、鰊、とろろとお好みの薬味の順番に盛り付け完成
※火傷には十分にご注意ください。
遊佐FUNスタッフ実食レポート
- 調理工程も簡単で、お店の味を自宅で手軽に味わうことができた。食べてみてボリュームもあり大満足です。
- 鰊の甘い炊き上がりとお出汁のバランス。雲の様なとろろがからんだ蕎麦の絶妙な喉ごしが、後を引きます。